ジャニーズ事務所に所属している全てのアイドルへ
なんかもう最近思うんだが、アイドルを職にして送る人生を選んでくれている全てのジャニタレが儚く尊い。(限界病(げんかいーやまい)は発症していない いつも通りなので石を投げつけてくるのはやめてほしい)
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ジャニーズに入らなければ当たり前に様々な道を選択することが出来ただろうし、そこら辺にいる高校生みたいに普通の高校に通いながら普通に部活動に入って放課後に練習して、インスタのストーリーにタピオカの写真載せて、普通に学校行事参加して女の子と恋をして……って「普通」の青春を経験できたはず。
それなのに、それらの道を全て投げ打ってレッスン通って、歌って踊ってファンを楽しませるアイドルになるという重たく苦しい決意を、人生のこんなにも序盤に固めてしまったタレントの持つ強さと儚さに陶酔してしまっている部分は私のジャニオタ人生の中で少なからずあると思う。
じゃないとこんなに肩身の狭い限界ジャニヲタなんてやってないです…モテないし(ここ大事)金ないし(ここ凄く大事)
ジャニーズに所属してる限り、タレントは恋をしても満喫は出来ないし、うかうかSNSも出来ない 普通に憧れても、普通ではない道を選んだのは彼ら自身なのだから簡単に後戻りも出来ない。
それでも夢を見続けて笑顔振りまいて、夢を見続けることを業として生きていく…。
時には「商品」として酷い扱いを受けることもあるだろうし、何処で誰が自分の事を見ているか分からないからプライベートも迂闊に気を抜けない、常に周りの目を意識して生活をする辛さは一般人の私には想像できない程のそれだろうとも思う。
目撃情報やプラ画が流出する度に、それをエゴサーチなんかで見つけてしまう度に「みなし公人」の人生を嫌悪するんだろうな…と思うとやりきれない気持ちになってしまう。
今後の人生を良い意味でも悪い意味でもずっとジャニーズという肩書きに縛り付けられる事を悟った上で、それでもジャニーズ事務所に所属してくれている全てのアイドルに感謝したいし、ファンには今の現状を当たり前だと思わないで欲しい。本当に(急にクソデカフォント使うのやめれる?)(CV:菊池風磨)
「居なくなって初めて、偉大さを知る」という言葉があるが、私はあの言葉が世界一嫌いだし、実際、世界一ダサい(と思っている)。
何で今の現状を当たり前だと思ってるの?それは過信に過ぎないです。
無人島にいる人が蜃気楼を見て、「あの舟はこっちに向かってる!」って言ってるようなもん。
所詮その舟は幻で、勿論こっちには全く向かって来ていないし、無人島での暮らしに限界を迎えた脳が作り出した幻覚かもしれない。
「居なくなって初めて、偉大さを知る」って言葉は、タレントがアイドルのまま、そこに存在し続けると信じて疑わなかった考えから生まれるものだろう。
日常と当たり前をゴチャゴチャにしてしまい感謝の気持ちが薄れる人間としての弱さと、このままずっとアイドルを続けていてくれるだろうと勝手に勘違いするファンの甘さが引き起こした蜃気楼は、なかなか消えずに自分の心の中に安住してしまう。
タレントが「普通」を捨て、アイドルを続けてくれている事を忘れてはならない。
タレントがアイドルという道を進み続けてくれている日常を「普通」だと錯覚してはならない。
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…とまぁ、偉そうに語ってきたが、私も元々、アイドルをし続けるタレントを当たり前のように思っていた愚かな盲目ファンだった。
なぜこう思うようになったかという話は長くなるのでまたの機会にするが、簡潔に言うと、自担である大野智の2021年以降の活動休止が原因だ。
デビューから20年が経って「普通」と「自由」を望んだ彼を止められる人は誰も居なかった、という事実に眩暈がして、4日間寝込んだ(ガチ)。
彼にとっての「普通」とは何だったのか。
私は勝手に、嵐だけで20年、ジュニア時代も合わせると25年もジャニーズ事務所所属のタレントとして生きてきた彼にとっての「普通」は「アイドル」であると疑わなかった自分に吐き気がして、所詮私もアイドルの綺麗な部分だけを見て、綺麗事しか言っていなかったということに気付かされた。
嵐の活動休止が無かったら私はまだ好きな人がアイドルで居続けてくれていることを「当たり前」だと思っていたのかと思うと、本当にやりきれないし気持ち悪い。
嵐が出した休止という選択は確かに私を苦しめたが、一方で私を救った、優しさでもあった。
…何を伝えたかったのかよく分からなくなってしまっているな?
総評!(トラTubeすな)(無理矢理締めようとすな)
いつまでも
あると思うな
親と推し
みんな、今日もアイドルでいてくれている自担に感謝して寝ような。
いつも幸せをありがとう。
私より